アメリカのブリンケン国務長官はイスラエルでネタニヤフ首相と会談し、パレスチナ自治区ガザで避難を余儀なくされた住民の帰還に向けて国連による調査を行うことで合意しました。
アメリカ ブリンケン国務長官
「お会いできて嬉しいです」
ブリンケン国務長官は9日、テルアビブでネタニヤフ首相と会談し▼ガザでの戦闘で民間人のさらなる被害を回避する重要性を改めて強調するとともに、▼人質のさらなる解放や人道支援の強化について話し合いました。
アメリカ ブリンケン国務長官
「きょうの会談で国連が調査を行う計画に合意した。調査団は、避難したパレスチナ人がガザ北部の自宅に戻るために何が必要かを判断する」
ブリンケン長官は会談後、このように発表するとともに、ガザの住民が地域を追われて難民化することに断固として反対する考えをネタニヤフ首相に伝えたと明らかにしました。
また、ブリンケン長官は会見の中で「一刻も早くこの戦争が終わってほしい。あまりにも多くの命が失われた」と話し、特に子どもたちの苦しみに思いを寄せました。

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