きょう40歳になったとされる北朝鮮の金正恩総書記。韓国との対決姿勢を強める一方で、日本には友好的ともとれるメッセージを送っています。その狙いとは?
記者
「金総書記にとって節目の誕生日とされた日に北朝鮮メディアが報じたのは、娘との養鶏場視察でした」
娘が経済分野の施設に同行するのは「異例」のことですが、異例の対応は他にも…
朝鮮半島・西側の黄海。北朝鮮は南北の海上の境界線付近で砲撃を行っていて、韓国軍は5日から3日連続で行われたと発表していました。
これに対し北朝鮮は…
「爆破!」(朝鮮中央テレビ 7日放送)
6日は砲撃を行っておらず、砲声を模して爆薬を爆発させたと主張しました。
金総書記の妹 与正氏
「(韓国軍の)探知能力を試し、恥をかかせるため欺瞞作戦を行った」
去年の年末に韓国とは敵対的な関係にあると宣言し、強硬姿勢を強める一方で、日本に対しては能登半島地震をめぐり見舞いの電報を送る異例の対応。岸田総理を「閣下」と呼ぶのも初めてです。
高麗大学 南成旭教授
「日米韓の3か国の関係を切り崩す戦略でしょう」
4月の韓国総選挙に向けて挑発を強めるとの見方もあり、警戒が強まっています。

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