ウクライナのゼレンスキー大統領が軍から最大50万人の追加動員を要請されたと明らかにしたことをめぐり、26日会見した軍トップのザルジニー総司令官は、「人数について要請はしていない」と反論しました。

ウクライナの国営メディアによりますと、ザルジニー総司令官は26日の記者会見で、「私は徴兵事務所の働きぶりに満足していない」と述べて、追加動員を加速させたい考えを明らかにしました。

一方、ゼレンスキー大統領が「最大50万人」とした動員の人数については、「来年に向けた新たな部隊編成や損失の予測などを踏まえて算出されたものだ」と指摘。その上で、政府に対して「特定の数字をあげて動員の要請をしてはいない」と述べ、ゼレンスキー氏の発言を否定した形です。

軍トップのザルジニー氏が会見を開くのはロシアによる侵攻開始後初めてで、ゼレンスキー氏との間で不協和音が生じているとの指摘も出ています。