ロシアのショイグ国防相は、ウクライナ東部の激戦地マリインカを完全に制圧したとプーチン大統領に報告しました。その様子は国営テレビで流されています。
ショイグ国防相は25日、プーチン大統領と面会し、ウクライナ東部の中心都市ドネツクの西にある激戦地マリインカを完全に制圧したと報告。プーチン氏は戦略的に重要な拠点だとして祝意を示し、その様子は国営テレビで放送されました。
こうした報告の形は去年春、南東部マリウポリを制圧したと発表して以来で、来年3月の大統領選挙に向け、ロシアが攻勢を強めていると国内外にアピールする狙いがあるとみられます。
この日、プーチン氏は出身地のサンクトペテルブルクで行われた旧ソ連諸国でつくる「ユーラシア経済同盟」の首脳会議に出席し、加盟国とイランとの間で自由貿易協定が締結されたとして、「大きな意義を持つ」と強調しました。
会議には隣国アゼルバイジャンとの紛争に事実上敗北したことをめぐって、ロシアへの不満を抱いていると指摘されていたアルメニアのパシニャン首相も出席していました。
一方、ウクライナメディアによりますと、ロシアがマリインカを制圧したとしていることにについて、ウクライナ軍報道官は「正しくない」と否定。「マリインカをめぐる戦いは続いている」と話したということです。
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