アメリカの制裁対象となったロシア北極圏のLNG=液化天然ガス開発事業「アークティックLNG2」について、日本を含む外国の出資者が「不可抗力」により参画を凍結すると通告してきたとロシアメディアが報じました。

ロシアの有力紙コメルサントは25日、ロシア政府関係者の話として日本の独立行政法人JOGMEC=エネルギー・金属鉱物資源機構や三井物産など外国の出資者が「不可抗力」により「アークティックLNG2」の事業への参画凍結を通告してきたと報じました。

「アークティックLNG2」はロシア北極圏で天然ガスを採取し液化天然ガスにして輸出する事業で、ロシアのガス大手「ノバテク」が主導、日本勢が10%の権益を保有しているほか、中国やフランスの企業も参画しています。

来年初めの生産開始が計画されていましたが、ウクライナ侵攻が続く中、アメリカ政府が先月、「アークティックLNG2」を制裁対象に加えていました。

コメルサントによりますと、外国の出資者はアメリカ当局に対し、制裁から除外される可能性について問い合わせているということです。