中国主導の巨大経済圏構想「一帯一路」から離脱する意向を示したことについて、中国政府は14日、「イタリアを含む参加国の企業や国民に具体的な利益をもたらしてきた」と成果をアピールしました。ほかの参加国をつなぎ止める狙いがあるものとみられます。

中国商務省 報道官
「『一帯一路』は提唱から10年で、イタリアを含む参加国の企業や国民に具体的な利益をもたらしてきた」

中国商務省の報道官は14日の定例記者会見で「一帯一路」についてこのように述べて、成果を強調。「世界で最も人気のある国際協力のプラットフォームになっている」とアピールしました。

「一帯一路」をめぐっては、G7=主要7か国で唯一参加するイタリアが離脱の意向を中国側に正式に伝えたと複数の現地メディアが報じ、中国外務省も「断固反対する」と反発していました。

中国政府としては、「一帯一路」のメリットを宣伝することで、ほかの参加国のつなぎ止めを図りたい考えです。