パレスチナ自治区ガザでの戦闘を続けるイスラエル軍は、1日で450か所以上を攻撃したと明らかにしました。
イスラエル軍は8日、過去24時間のうちに陸海空から450か所以上のガザ地区の標的を攻撃し、多数のハマスの戦闘員が投降したと明かしました。
ガザ保健当局は、戦闘開始以降、これまでに1万7487人のパレスチナ人が死亡したと発表しています。
こうした中、SNS上にはガザ北部で撮影されたとみられる映像が出回っています。映像にはパレスチナ人が下着姿で地面に座らされたり、イスラエル兵に連行されたりしている様子が映っています。
イスラエル軍は7日、ハマスの戦闘員100人以上を拘束し尋問のためイスラエルに移送したと発表しましたが、これらの映像との関連はわかっていません。
一方、映像に映っている男性の1人はカタールメディア「ザ・ニュー・アラブ」の特派員だと報じられているほか、中東の衛星テレビ局アルジャジーラは13歳の子どもや国連職員も含まれているおそれがあるとしています。
ロイター通信によりますと、ICRC=赤十字国際委員会は「拘束された人々は全て国際人道法に従って扱われなければならない」と懸念を表明しています。

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