パキスタンの高等裁判所は29日、元首相のナワズ・シャリフ氏に対して5年前に下された汚職事件をめぐる有罪判決を覆し、無罪を言い渡しました。
パキスタンでこれまでに3度首相を務めたナワズ氏は、2018年に汚職事件で有罪判決を受けた後、病気を理由にイギリスで事実上の亡命生活を送っていましたが、先月、4年ぶりに帰国していました。
現地メディアなどによりますと、ナワズ氏は帰国後、これまで退けられてきた控訴の申し立てを受けるよう裁判所に求め、先月、首都イスラマバードの高等裁判所がこれを受理。
29日、イスラマバード高裁は5年前の有罪判決を覆し、ナワズ氏に無罪を言い渡したということです。
首相への返り咲きを狙っているとされるナワズ氏への今回の裁判所の判断をめぐり、AP通信は「来年2月に予定されている総選挙へナワズ氏が出馬することへの障害が一つ減ったことになる」と伝えています。
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