中国の呉江浩駐日大使は、今月行われた日中首脳会談で戦略的互恵関係の包括的な推進が再確認されたことを受け、「両国指導者の共通認識を真摯に実行に移し、関係改善と発展を図りたい」と強調しました。

呉江浩 駐日中国大使
「我々は日本側と共に両国指導者の共通認識を真摯に実行に移し、中日関係の改善と発展を図って参りたいと思います」

呉江浩大使は、日中平和友好条約締結45年を記念し開かれた交流会で、今月17日に行われた日中首脳会談について、「新しい時代の要請に相応しい、建設的で安定した中日関係の構築に取り組むことを再確認した」と述べました。

その上で、平和友好条約が両国関係の安定に貢献してきたと述べ「条約の精神に則って中日関係の政治的基盤を強め、戦略的互恵関係を推進することが大事だ」との認識を示しました。また、交流会では中国からの留学生が質問を行う場面もありました。

中国からの留学生
「今の日本はアジア近隣諸国とどのように関わるべきかについて、お考えをお聞かせいただけますでしょうか」
福田康夫 元総理大臣
「アジアというのは要するに身内みたいなものですよね。近くの国々と仲良くできなければ世界に対して仲良くしろということはできない」

福田元総理はこのように述べ、日中関係の安定が、アジアの安定、さらに世界の安定にも繋がると強調しました。