先週急死した中国の李克強前首相の告別式が行われました。政府は追悼の動きが政府批判につながらないよう警戒を強めています。

「総理!総理!」

先月27日に急死した李克強前首相(68)に別れを告げようと、北京ではきょう、朝早くから沿道に多くの市民が集まりました。

市民
「惜しいです、まだ若いのに。真面目にこつこつ仕事をしてきた人です」

記者
「この先に李克強前首相が、昔、暮らしていた家があるということです。すでにたくさんの花が積まれています」

李克強前首相が少年時代を過ごした安徽省・合肥市では市民らが献花していました。

市民
「李前首相は私たちと同じ安徽省の人。国の棟梁だった人を失うのは本当に悲しい」

記者
「葬儀が行われる会場の周辺では、かなり厳戒な警備態勢がしかれています」

告別式には習近平国家主席ら党幹部がそろって出席しました。

習氏と路線対立があったとされる李氏が習氏を批判する存在として祭り上げられないよう、政府はSNS上の書き込みを制限するなど警戒を強めています。