イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの地上侵攻が迫るとされる中、アメリカ国防総省は市街地での戦闘についてアメリカ軍がこれまでに得た教訓をイスラエルに提供していると明らかにしました。

米国防総省 ライダー報道官
「イスラエル側と話をする中で、市街戦でアメリカが得た教訓に基づき、気を付けるべき点を確認したり、検討すべき点を伝えたりしています」

アメリカ国防総省のライダー報道官は24日、市街地での戦闘について建物が密集しているガザの状況を踏まえ、民間人の被害をできる限り減らすことの重要性をイスラエル側に伝えていると話しました。

オースティン国防長官は22日、アメリカ軍が2017年にイラク北部の都市モスルを過激派組織「イスラム国」から解放した際の戦闘と比較し、「ハマスは地下トンネルを張り巡らせていて、より難しい戦いになるかもしれない」と話しています。AP通信によりますと、モスルでは8か月間の戦闘で民間人3200人を含むあわせて1万人が死亡したということです。

また、ライダー報道官はシリアとイラクに駐留するアメリカ軍に対して24日までの1週間であわせて13回の攻撃があったことを明らかにしました。いずれもイランが支援する武装勢力によるものだとしていて、CBSテレビはこれらの攻撃であわせて24人がけがをしたと報じています。