イスラエル軍は、イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザの中心部に「間もなく攻撃を実施する」と警告し、地上侵攻への緊張が高まってます。
イスラエル軍の報道官は14日、ハマスに対して陸海空が連携した攻撃計画を準備していると発表、地上作戦に重点を置き「ガザ市に対して、間もなく大規模な攻撃を実施する」と警告しました。
ガザ北部の市民に通告されていた退避期限はすでに過ぎていて、地上侵攻に向けた緊張がますます高まっています。
アメリカ ブリンケン国務長官
「ガザでの安全地帯の設置や人道支援を届けるための回廊の設置について取り組んでいます」
アメリカのブリンケン国務長官はサウジアラビアのファイサル外相と会談し、ガザ地区の市民の保護や人道支援について対応を話し合いました。
また、アメリカのオースティン国防長官は、空母「ドワイト・アイゼンハワー」を中核とする空母打撃群に対し、東地中海に向かうよう命じました。空母アイゼンハワーはすでに出発していて、アメリカの東地中海への空母の派遣は2隻目です。
こうしたなか、アメリカのバイデン大統領は14日、イスラエルのネタニヤフ首相、パレスチナ自治政府のアッバス議長とそれぞれ電話会談を行いました。
ネタニヤフ首相に対してはアメリカの軍事支援の状況を説明したほか、民間人を保護するためのあらゆる取り組みを支持する考えを表明しました。
一方、アッバス議長に対しては、ガザ地区を実効支配するハマスがパレスチナの人々を代弁していないとの考えを改めて伝え、人道支援をガザに届けるためにアメリカが国連などと行っている取り組みについて話をしたということです。
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