日本がアメリカ製の巡航ミサイル「トマホーク」を1年前倒しして取得することについて、自衛隊制服組トップの吉田統合幕僚長は「運用を司る者としては大変ありがたい」と評価しました。

吉田統合幕僚長
「防衛力の抜本的強化の目標に資することができるという点において、非常に意義があることだというふうに認識をしています」

「トマホーク」取得の前倒しについては、日本時間のきょう未明に行われた木原防衛大臣とアメリカのオースティン国防長官との会談で一致しました。

当初は最新型の「ブロック5」を最大400発取得する予定でしたが、このうち最大200発については既にアメリカ軍が運用していて、早期取得が可能な「ブロック4」に変更するということです。

吉田統合幕僚長は敵の射程外からの攻撃を可能とするスタンド・オフ防衛能力を早期に確立できることなどを理由に「運用を司る者としては大変ありがたい」と評価しました。

また、最新型からの変更により性能面で見劣りするのではないかという指摘については、「ブロック5は通信方式が新しくなっているが、誘導方式や射程などについては同等だと意識している」と述べ、「遜色はない」と強調しました。