中国海警局の報道官は27日、フィリピンと領有権をめぐり対立している南シナ海で、フィリピン側が障害物を撤去したと発表したことに対し、撤去は中国側がしたことで、発表は「ねつ造だ」と批判しました。

フィリピン沿岸警備隊は25日、南シナ海のスカボロー礁付近で、中国側が設置したブイとみられる「障害物」を撤去したと発表しました。

これに対し、中国海警局の報道官は27日に発表した談話で、障害物はフィリピン船が礁の付近に入るのを防ぐために中国側が設置し、23日に自主的に回収したものだとしています。そのうえで、フィリピン側が障害物を撤去したという発表について「完全に事実をねつ造している」と批判しました。

また、中国外務省の報道官は27日の記者会見で、「完全に自己満足の茶番劇だ。引き続き領土主権と海洋権益を断固守る」と述べました。