売却問題で揺れるセブン&アイ・ホールディングス傘下の百貨店「そごう・西武」の労働組合は、組合員の投票の結果、ストライキ権が確立したと発表しました。
そごう・西武をめぐっては、親会社のセブン&アイが去年11月に投資ファンドへの売却を決定。労働組合は百貨店事業の継続や社員の雇用維持を目指し、スト権確立に向けた投票を行っていました。
組合員の投票の結果、賛成は93%に上り、スト権が確立されたということです。
組合は積極的なスト実行を意図したものではないものの、情報開示などを求めていく構えです。今後の交渉次第では、大手百貨店として異例のストに発展する可能性があります。

エヌビディア、コアウィーブと63億ドルのクラウド契約-AI普及後押し