けさ、北朝鮮が弾道ミサイルの可能性があるものを発射しましたが、政府は「黄海上空で消失したと推定される」と発表しました。
政府は、午前6時半にJアラート=全国瞬時警報システムで「北朝鮮がミサイルを発射したもよう」と速報し、沖縄県を対象に避難を呼びかけました。
その後、午前7時すぎに「日本に飛来しないものとみられる」として避難の呼びかけを解除しました。
北朝鮮は、きょう午前0時から来月11日午前0時までの期間に「衛星ロケット」を打ち上げると通告していました。
松野博一 官房長官
「北朝鮮は本日6時28分ごろ、北朝鮮西岸、東倉里付近から一発の弾道ミサイルの可能性があるものを南方向に発射しましたが、6時35分ごろ、黄海上空で消失したものと推定しています」
松野官房長官はさきほど、緊急の記者会見で、このように述べた上で、「宇宙空間への物体の投入はされていないものとみられる」と明らかにしました。
また、浜田防衛大臣は、北朝鮮が発射を通告している期間内は「態勢は今まで通り」と述べたほか、現在、自衛隊の部隊に出している破壊措置命令を終了するかについても「まだ判断するときではない」としています。
北朝鮮が「衛星ロケット」を打ち上げたと発表したことをうけ、国連のグテーレス事務総長は報道官を通じ、「軍事衛星の打ち上げを強く非難する」などと声明を発表しました。
グテーレス氏は、「弾道ミサイル技術を使用した打ち上げは、安保理決議に違反する」として、北朝鮮にミサイル発射の停止を求めたうえで、「持続可能な平和と、朝鮮半島の完全かつ検証可能な非核化という目標を達成するための対話を速やかに再開するよう求める」と訴えました。
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