高市総理はきょう、自民党の役員会で党役員人事の一任を取り付けました。内閣改造を含めた一連の人事は、来週16日にもおこなわれる見通しです。
きょう、自民党の役員会に出席した高市総理。注目される人事をめぐり、こう発言したといいます。
自民党 鈴木俊一 幹事長
「(高市総理から)『全ての(人事希望)アンケートを拝読させていただき、改めて自民党の豊富な人材力を実感。党役員人事について、私へ一任をお願いをしたい』」
政府・与党関係者によりますと、高市総理は一連の人事を食料品の消費税減税などを盛り込んだ税制改正大綱が決定したあと、速やかに実施する意向だということで、来週16日にもおこなわれる方向で調整が進められています。
今後、焦点となるのは、来年の総裁選を見据えた人事。なかでも、去年の総裁選を争ったメンバーの処遇です。
このうち、茂木外務大臣、小泉防衛大臣は留任させる方向で調整が進められています。また、小林政調会長は留任も含めた要職で起用される見通しです。
いわばライバルと目される人を政権内にとどめる戦略に党内からは…
自民党ベテラン議員
「完全に来年の総裁選シフト内閣だ」
そのなかで動向が注目されるのが、林総務大臣です。
去年の総裁選では、1回目の投票で高市総理を上回る議員票を獲得した林大臣。前回の人事では、課題とされる党員の支持を伸ばすことも視野に、地方への視察が多い総務大臣を希望した経緯があります。
林芳正 総務大臣(1日)
「(各地で)直接話を聞き、単に書類に書かれた文面だけでなく、現場の思いや意見を持ち帰り、政策にフィードバックしたいと考えています。これからも訪問を続けたい」
ただ、去年の総裁選で林氏の陣営だった関係者からは、来年の総裁選を見据え、今の政権から距離を置くべきだといった声が出ています。
去年の総裁選で林氏を支援
「ここで(閣外に)抜ける度胸がなければ、総理にはなれない」
その林大臣はきょう、人事について…
林芳正 総務大臣
「これは総理の専権事項ですので、私から何か申し上げることは控えたいと思います」
去就が注目されます。
防衛省、自衛官の医療体制強化に向け厚労省との協議会設置へ 有事に負傷隊員を一般病院で治療することなど