米連邦準備制度理事会(FRB)のウォーシュ議長は28日、インフレが目立って鈍化しているわけではないと警告し、政策当局者は鈍化を確信する必要があり、そうでなければ「やるべきことがある」と述べた。

ウォーシュ議長はインフレ率を2%の目標に戻すと改めて表明。この目標は確固として変わらないものだと述べた。5月のFRB議長就任後初となる今回の講演は、幅広いテーマに及んだ。

ワイオミング州ジャクソンホールでカンザスシティー連銀が主催する年次経済シンポジウムで「私の判断基準はこうだ。基調的なインフレが明確かつ十分な速さで目標に向かっていると確信できなければならない。そうでなければ、われわれにはやるべきことがある。それがわれわれの仕事だ」と述べた。発言内容は準備された原稿に基づく。

金融状況については、現在は引き締め的ではないとし、FRBが責務を果たす上で金利が「主要な手段」だと述べた。

ウォーシュ議長は「この夏の個人消費支出(PCE)価格指数と消費者物価指数(CPI)は、予想より良好だったが、基調的な動向が大きく改善したと示唆してはいない。市場価格は、われわれが物価安定を実現するとの信頼を示している。それが正しいことは私が保証する」と語った。

さらに、インフレ率が2%を上回っている中、FRBは「現時点で、最大の重点を物価に置くべきだ」と述べた。

原題:Warsh Says Inflation Isn’t Slowing, Vows to Hit to 2% Target(抜粋)

(第2段落以降を追加し、更新します)

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