(ブルームバーグ):米雇用者数の伸びは今年3月までの1年間、従来発表より緩やかだったことが分かった。米労働統計局(BLS)が28日に発表した年次ベンチマーク(基準)改定の推計値で明らかになった。
それによれば、雇用者数は7万9000人(0.1%)下方修正される見通しとなった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値では、従来値より18万3000人分増えると見込まれていた。年次改定の確報値は来年の早い時期に公表予定。
米連邦準備制度理事会(FRB)はインフレが根強い中でも2025年に政策金利を引き下げたが、その背景にあった労働市場の減速が浮き彫りになった格好だ。
今回の推計値が発表される前、雇用者数は3月までの1年間に季節調整前ベースで21万1000人増となっていた。ブルームバーグがまとめたデータによれば、月平均は1万7600人増となる。発表後は月平均1万1000人増となったことが示唆される。
年次基準改定の推計値で雇用者数が下方修正されるのは、過去8年間で7回目。それでも今回の修正は、労働市場がおおむね均衡状態にあることを示唆している。雇用主は新規採用に慎重な一方、現在在籍している従業員の解雇にも消極的だ。
原題:US Job Growth Marked Down in Preliminary Benchmark Estimate (2)(抜粋)
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--取材協力:Mark Niquette.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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