なぜ“空ボックス”を作るの?

エントランスに設置された7つの宅配ボックス。千葉県浦安市のあるマンションでは、この10年ほど空のまま施錠される“空ロック”に悩まされてきました。

マンションのオーナー
「宅配ボックスが全部埋まっていて、(入居者が)回収しないみたいだから、開けてもらえるようにお願いできますかっていうことは何回かある。そのうちの1個くらいは空ロックだった」

こちらのマンションの宅配ボックスは、荷物を入れた後に暗証番号を入力し、施錠する仕組みです。

2025年9月の防犯カメラの映像を確認すると、1人の配達員が、宅配ボックスを2つ開け、うち一方に荷物を入れています。しかし、もう一つのボックスには何も入れずに暗証番号を入力し、空の状態でロックをかけました。オーナーが中を確認すると…

マンションのオーナー
「実際に解除キーでボックスを開けてみますと、中身が何も入っていなくて、空っぽという形でロックされている」
「入居者としては、随時、荷物を受け取りたいのに、宅配ボックスが埋まっているがために再配達の手続きをしなくちゃいけない」
便利なはずの宅配ボックスが、空ロックにより、かえって再配達の原因になっているといいます。

このマンションでは、居住する24世帯に対して、宅配ボックスは7個。オーナーは張り紙をして注意を呼びかけましたが、多いときには、同時に3つが空ロックの状態に。
マンションのオーナー
「(2025年7月)は3個ですね。3番と5番と6番の宅配ボックスが空ロックになっていました。その前は、確か6番と7番だったかな。2つが空ロックになっていた」