日銀が政策金利を31年ぶりに「1%」程度まで引き上げました。止まらない物価高を抑える狙いですが、果たしてその効果は?

街の食堂値上げ「もうしたくない」急激な物価上昇に悲鳴

自家製出汁を使っただし巻き卵に、大ぶりな豚の生姜焼き。

こちらは本格的な和食が気軽に楽しめる店で、定食のご飯と味噌汁はおかわり無料です。

人気メニューは、焼きサバ定食。バーナーで直接、表面を焼き上げます。

1週間前までは950円で提供していましたが、今は200円値上げし、1150円に。他に10種類以上のメニューを、50円から200円値上げしました。理由は、仕入れ価格の高騰です。

板前がつくる大衆食堂しまだ 島田真俊さん
「サバ自体も去年の10月から比べたら、もう3月ぐらいの時点で約2倍に変わったんで、そこが一番大きかったです」

中東情勢が悪化した3月ごろには、鶏肉の仕入れ価格がわずか1週間で2キロ1000円から1700円に上がりました。

板前がつくる大衆食堂しまだ 島田真俊さん
「今まで(仕入れ価格を)値上げすると言っても、幅としては数十円単位が上がっていたが、最近はいきなり1000円上がりますとか、500円上がりますとかがざらにある」

最近の急激な物価上昇を受け、やむなく値上げに踏み切ったといいます。

常連客
「しょうがないかなとは思う。それでも値上げせざるを得ないというのであれば、美味しいんでいくらでも(値段)上げても食べに来ますよっていうところ」
「ずっと(値段を)抑えていただいてたので、お店がしんどくなって無くなるのも我々も困るので」

仕入れ先からはこの夏、さらに食材を値上げすると連絡を受けています。

板前がつくる大衆食堂しまだ 島田真俊さん
「(物価が)下がるってことはもう難しいだろうとは思ってますし、世の中が多分(物価が)上がっていくだろうとは思ってますが(値上げは)もうしたくない。当分はしたくない 本当に」