先代社長のこだわり レモンそっくりな型の誕生秘話 

スイーツメディア「ウフ。」によると、レモンケーキが誕生したのは1960年代、日本発祥の焼き菓子なんだそうです。意外と長い歴史を持っているんですね。

一番の特徴が、レモンそっくりなこの形ですが…

日本で初めてレモンケーキの型を作ったのが、東京・葛飾区にある「千代田金属工業」さんです。

当時の社長が、ケーキ店から「レモン状の型を作ってほしい」と依頼を受けたことがきっかけだそう。

千代田金属工業 吉田尚さん
「八百屋からいっぱいレモンを買ってきて、1個1個見て、形のいいものを選んで、それを粘土で形をとって、型をとった粘土に石こうを流し込んで、リアルを追求していたんでしょうね」

本物のレモンで型を取っているので、よく見ると左右で少し形が違っており、実は右の方が少し膨らみが大きいんです。

このレモンの型は、いまでは北海道から沖縄まで、全国のスイーツ店などで使われています。

東京・自由が丘に2025年オープンしたレモンケーキ専門店「パール洋菓子店 自由が丘」の看板メニュー「パールのレモンケーキ(429円)」にも使われています。

焼き上がりのふわっとした感じが他の型と違うそうですよ。

私(出水キャスター)が取材した先ほどのお店「銀座島ごころ」でも、この型を使っていました。

東京にお店を出す前は、他のメーカーのものを使用していたそうですが、大きな違いがあったそうです。

島ごころ 奥本隆三 社長
「最初焼いた時に別物でした」

ーー何がどう違う?

島ごころ 奥本隆三 社長
「火の入り方がまず違う。焼き色が綺麗についたり、こんがり焼き色がつく」

出水キャスター
「ドーム型ですから、いっぱい火が入っちゃうところと、少し緩くできちゃうところとできそうですけど、良い塩梅で火が入るようになっているんですね」

進化を続けるレモンケーキ、人気はさらに広がっていきそうです。