アメリカ議会上院はFRB=連邦準備制度理事会の次期議長にケビン・ウォーシュ氏を起用する人事案を賛成多数で承認しました。

アメリカ議会上院は13日、トランプ大統領が次のFRB議長に指名したウォーシュ氏の人事案を与党共和党などの賛成多数で承認しました。

野党民主党からの賛成は1人にとどまり、投票結果は賛成54、反対45となりました。

ウォーシュ氏はFRBの元理事で、15日に任期満了となるパウエル議長の後任となります。任期は4年間です。

人事案の承認を受けて、ベッセント財務長官は「説明責任、健全な政策方針、経済を導くための目的意識を必要とするFRBに新たな時代をもたらすだろう」とSNSに投稿しています。

また、アメリカメディアはトランプ大統領が利下げを強く要求する中、イラン攻撃を受けてインフレ加速への懸念が高まっていることなどから、ウォーシュ氏が就任直後から難しい判断を迫られるだろうと指摘。

ワシントン・ポストは「ウォーシュ氏がホワイトハウスからの独立性を示すことが難しくなる可能性がある」と伝えています。