4月に入り、相次いでいるクマの目撃情報。富山市では住宅地に出没したクマが4月30日、緊急銃猟により駆除されました。そして、京都や日光でも「春のクマ」が出没。ゴールデンウイークの観光地でも対応が迫られています。

「あすは我が身」冬眠明けのクマが各地で目撃

冬眠から目覚め、出没し始めた“春のクマ”。山梨県で4月、渓流釣りをしていた男性が撮影しました。

撮影者
「びっくりした、目の前にいたよ」

人身被害が過去最多に上った2025年のように、今年(2026年)もクマが市街地などで目撃されています。

4月29日夜には、人が襲われる被害も。午後7時半すぎ、富山市で40代の女性がクマに顔などを引っかかれ、けがをしました。
 
富山市などによりますと、女性は犬の散歩をしていた際、そばにあった用水路から突然出てきたクマに襲われたといいます。女性の夫は…

襲われた女性の夫
「この子(飼い犬)がクマに吠えるから、吠えて(クマは)深追いせず逃げていったみたい。やっぱり他人事だと思っていたが、“あすは我が身”ですね」

2026年に入っては富山県内初となる、クマによる人身被害。現場近くの小中学校は登校時間を遅らせ、保護者による送迎を呼びかける対応をとりました。

警察や猟友会は、4月30日の朝からクマの捜索を開始。そして午後1時前、「緊急銃猟」の許可を受けた猟友会が12発、発砲。クマ1頭を駆除しました。
駆除されたクマは推定7歳のオスの成獣で、体長は約150センチ、体重は86キロだということです。