(ブルームバーグ):インターネット専業の松井証券の和里田聰社長は27日の決算会見で、外部資本の受け入れに向けて国内の複数の大手金融機関と協議を始めたことに関連し、創業家が保有株を売却する場合には「経営陣が主導的にどういうところと組むのがいいのか、イニシアチブを取らないといけない」との認識を示した。
ブルームバーグは3月、松井証券が外部資本の受け入れに向け、国内の複数の大手金融機関と協議を始めたことが分かったと複数の関係者の話を基に報じた。創業家が保有する約58%の株式の売却も含め、幅広い選択肢について打診や協議をしているという。
和里田氏は、企業価値向上に資する資本業務提携は簡単に実現できるものではないとした上で、創業家が持ち分を売却するとなった場合には「誰に持たれるのかというのは非常に関心を持って取り組まなければいけない」と語った。現在の交渉状況などに関しては「お話しできる状況にはない」とした。
同氏は昨年12月のブルームバーグとのインタビューで「企業価値の向上に資するなら、当社の株式を売却して他社との資本業務提携を検討してもいいと創業家側からは言われている」などと明かしていた。
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