米国とイランが長期的な停戦に向けた次回の対面協議の開催について協議していることが分かった。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。パキスタンの首都イスラマバードで行われたバンス米副大統領とイラン代表の協議では、打開には至らなかった。

匿名を条件に語った関係者によると、4月7日に発表された2週間の停戦が来週期限を迎える前に、新たな協議を開くことが目標。案の一つとしてイスラマバードでの第2回協議の可能性が浮上しているが、他の開催地も検討されているという。

ホワイトハウスと米国務省は、コメント要請に回答していない。CNNは13日、ホワイトハウス当局者が次回会合の可能性について協議していると報道。また、パキスタンのシャリフ首相は、米国とイランの間で残る問題の解決に向けた取り組みが続いていると述べた。

トランプ米大統領は13日の早い段階で、イランが米国に接触してきたと述べ、追加協議に前向きな姿勢を示唆した。一方で、イランの体制への圧力を強める手段として、原油や液化天然ガス(LNG)をはじめとするエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡の海上封鎖を進めている。

トランプ氏はホワイトハウスで、「今朝、妥当な人たち、然るべき人たちから電話があった。彼らは合意をまとめたがっている」と述べた。双方の対話に誰が参加したのか詳細は明らかにしなかった。

事情に詳しい別の関係者によれば、戦争終結に向けた外交でトルコとエジプトの当局者も役割を果たしており、会合がこれらいずれかの国で開かれる可能性も浮上している。

バンス氏は週末、イスラマバードでのほぼ1日にわたる協議が合意に至らず、成果を得られないまま帰国した。バンス氏とトランプ氏は、イランが核開発の野心を放棄しなかったため交渉が決裂したと説明した。

一方、核兵器開発の意図を否定しつつウラン濃縮の権利を主張しているイラン側は、同国メディアが「過度」と表現した米国の要求に責任があるとしている。

ただイラン側も追加協議の余地は残しており、同国外務省は意見の相違が1回の協議で解消されることはないとの認識を表明。前向きな兆候と受け止められる動きとして、トランプ氏は12日のSNS投稿で、自身の特使がイラン側代表と「予想通り非常に友好的かつ敬意を持って接した」とコメントした。

原題:US and Iran Mull Second Meeting in Bid to Revive Ceasefire Talks(抜粋)

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--取材協力:Courtney McBride、Skylar Woodhouse.

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