アメリカ・トランプ大統領がイラン側に求めているホルムズ海峡の開放の“期限”が迫る中、交渉が活発化しています。茂木外務大臣はイランの外相と電話で会談し、外交的な取り組みに真摯に向き合うよう求めました。
アメリカ軍機撃墜、米兵がイランで一時不明に
破壊されて間もなかったのか、跡形もなくなった機体からは、煙が上がっています。焼け焦げたプロペラもその場に残されていました。

イラン国営メディアはアメリカ軍の航空機の残骸とみられる映像を公開しました。
アメリカメディアは、撃墜された戦闘機の乗員の救出作戦に加わった航空機だとしています。

トランプ大統領(1日)
「奴らにはもう、防空装備はない。レーダーは100%無力化されていて、我が軍は止められない」
先週、イランに「防空能力はない」と強調したトランプ大統領でしたが…
その2日後、イラン上空でアメリカ軍の「F15戦闘機」が撃墜されました。2人の乗員のうち1人は救出されたものの、残る1人が行方不明になっていました。
イランへの攻撃開始以降、アメリカ軍の戦闘機が撃墜されたのは初めてです。
銃とイランの国旗を持って歩く男性たち。墜落したアメリカ軍の戦闘機の乗員を捜索している様子とされる映像です。

イラン人男性
「神が望めば見つかるだろう」
イランにとって、乗員の拘束はアメリカを揺さぶる交渉の「切り札」となりえます。イラン当局は、報奨金をかけ、乗員を捕虜として捕らえるよう市民に要請しました。
一方、アメリカはこの救出作戦に数百人の海軍特殊部隊の隊員らを投入しました。
アメリカとイラン双方が乗員を懸命に探す中、トランプ氏は5日、SNSで「救出したぞ!」と投稿。イラン国内で乗員を救出したと明らかにしました。

トランプ大統領のSNS(5日)
「彼は負傷したが、もう大丈夫だ。私たちは決してアメリカの戦士を見捨てない!」