イランに撃墜されたアメリカ軍の戦闘機に搭乗していた兵士が救出されるまでの緊迫した状況をアメリカメディアが報じました。
ニューヨーク・タイムズによりますと、イラン側の攻撃で撃墜されたF15戦闘機に搭乗していたアメリカ軍兵士の1人は、報奨金をかけて捕虜として捕らえようとするイラン側の追跡から24時間以上にわたって逃れ続けたということです。
兵士は高さおよそ2100メートルの山の尾根を登り、岩山の裂け目に潜んでいたといい、位置を知らせる機器や通信装備を所持していましたが、イラン側の傍受を警戒して使用を控え、CIA=アメリカ中央情報局が独自の装備を使って位置を特定したとしています。
CIAは「兵士はすでに救出された」との偽情報を拡散し、イラン側をかく乱したということです。
救出作戦には海軍特殊部隊の隊員ら数百人が投入され、爆撃などでイラン軍を近づけないようにしたうえで兵士を保護したとしています。
兵士をめぐっては、イラン側の捕虜になれば交渉のカードとされる可能性も指摘されていました。
トランプ大統領は日本時間あす未明に記者会見を行うとしていて、今回の救出劇についても話すものとみられます。
米・イランと3か国の仲介役が「45日間の停戦案」を協議 米報道 停戦中に「恒久的な戦闘終結の合意」を目指す2段階案