イラン情勢をめぐり、イスラエルへの攻撃を開始したイエメンの親イラン武装組織フーシ派が「数日間は攻撃を続ける」と表明しました。一方でアメリカが地上作戦の準備を進めていることが報じられるなど緊張はさらに高まっています。

アメリカとイスラエルがイランへの攻撃を始めてから1か月となった28日。

記者
「NYの中心部ではトランプ政権の数々の政策に反対する看板を掲げて、多くの人が行進しています」

全米で「王様は要らない」というスローガンを掲げた「反トランプ」デモが行われました。デモは第二次トランプ政権発足後、3回目で、今回はイランへの軍事作戦に反対する声も上がりました。

デモ参加者
「とにかく中東での戦争は望んでいないし、どこであっても戦争なんて真っ平です」

そんななか、報じられたのが…

ワシントン・ポスト(28日)
「国防総省がイランでの数週間にわたる地上作戦の準備を進めている」

中東には強襲揚陸艦「トリポリ」などがすでに到着していて、ワシントン・ポストはトランプ大統領が地上作戦を決断した場合、「新たな危険な局面を迎える可能性がある」と伝えています。

想定されている作戦は全面的な地上戦ではなく、特殊部隊などによる限定的な攻撃になる可能性があるとしています。

一方、バンス副大統領は軍事作戦の見通しについて…

アメリカ バンス副大統領
「トランプ大統領は『軍事目標の大部分を達成した』と述べた。我々が撤退した後もまた同じ事態が起きないよう、あと少しの間、この作戦を続けるつもりだ」

と長期化しないとの見方を示しました。

イラン情勢をめぐっては28日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派がイスラエルへの攻撃を行ったと明らかにしたうえで、「数日間攻撃を続ける」と表明。さらなる事態の悪化が懸念されます。

こうしたなか、パキスタンでは29日から30日にパキスタン、トルコ、サウジアラビア、エジプトの4か国の外相会談が行われることが発表されました。

イラン情勢をめぐり、緊張緩和に向けた取り組みについて協議を行うとしています。