(ブルームバーグ):米OpenAIは、人工知能(AI)動画生成ツール「Sora」のアプリ提供を終了すると発表した。公開から約6カ月での撤退となる。AI製品のラインアップを簡素化する取り組みの一環で、Soraを中核としていた米ウォルト・ディズニーとの提携も解消する方針だ。
OpenAIは昨年9月、リアルなAI動画の生成や共有を容易にすることを目的に、Soraの無料アプリを公開した。アップルの「アップストア」ですぐにトップに躍り出たが、その後はランキングで順位を落としていた。
サム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は社員向けメモでこの変更に関し、同社は代わりに複数のAIエージェントや新たなAIモデル「Spud」に注力していると説明。数週間以内の公開を見込んでいるという。
OpenAIはメモに関するコメントの要請に応じなかった。
同社の広報担当者は発表資料で「計算需要の拡大を踏まえ、Soraの研究チームは引き続き現実世界のシミュレーション研究に注力し、人々の現実的な課題解決に役立つロボティクスの進展を目指す」と説明した。
アプリ「Sora」はテキスト入力による短い動画の生成や他のユーザーが作成した動画の閲覧が可能だった。一部では同アプリによって実在する人物が登場する動画が生成され、誤情報を拡散させるリスクが指摘されていた。
原題:OpenAI Discontinues Support for Sora, Winds Down Disney Deal (2)(抜粋)
--取材協力:Shirin Ghaffary、Thomas Buckley.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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