日本政府観光局(JNTO)は18日、2月の訪日外客数が前年同月比6.4%増の346万6700人だったと発表した。2月として過去最高だった。

旧正月(春節、2月15-23日)の需要増を背景に、台湾からの訪日客は前年同月比37%増、韓国からは28%増だった。ウィンタースポーツ目的による訪日需要の高まりなどで米国客は15%増。その他、香港やシンガポール、フランスなどを含む計18市場で2月として過去最高を記録した。

Photographer: Buddhika Weerasinghe/Bloomberg

一方で、昨年11月に中国政府が訪日自粛を要請したことを背景に、中国からの訪日客は春節を迎えた2月も減少が続き、同45%減の39万6400人だった。高級ホテルを運営する森トラストによると、1-2月の訪日中国客は前年同期比で50%以上減少した。他の地域からの宿泊需要が強く全体では4%増だったという。

宿泊施設向けの予約システムを扱うtripla(トリプラ)が全国約2300のホテルを対象に調査したところ、春節期間中に日本への宿泊を予約した中国人顧客のキャンセル率は約58%と、前年同期に比べて約11ポイント上昇した。全体平均は約33%だった。

大丸松坂屋百貨店の2月免税売上高は前年同月比17%減となった。一方、3月1-15日では前年同期比17%増だった。客数は減少したものの円安が進み客単価が上昇したことや中国客の売り上げの減少幅が縮小したことなどで、増加に転じた。高島屋も約16%増、三越伊勢丹ホールディングスは3%増となっている。

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