ロシアのプーチン大統領がアメリカのトランプ大統領に対し、イランが貯蔵する高濃縮ウランをロシアに移送することを提案したと報道されました。トランプ大統領は拒否したということです。

オンラインニュースサイト「アクシオス」は13日、ロシアのプーチン大統領が9日にアメリカのトランプ大統領と電話で会談した際、イランが貯蔵する高濃縮ウランをロシアに移送することを提案したと報道しました。

関係者の話として伝えたもので、プーチン氏はアメリカとイランの戦闘終結に向けた合意の一環として、高濃縮ウランの移送を提案しましたが、トランプ大統領は拒否したということです。

また、プーチン氏は電話会談の際、このほかにも戦闘終結に向けた複数の提案をしていて、高濃縮ウランの移送はそのうちの1つだったということです。

記事はアメリカの当局者が「ロシアが高濃縮ウラン移送の提案をしたのは今回が初めてではない」と話したとしていて、▼去年6月にアメリカとイスラエルがイランを攻撃する前や、▼今回のイラン攻撃開始の前にもロシア側から同様の提案があったと伝えています。

イランが貯蔵する高濃縮ウランをめぐっては、トランプ大統領が特殊部隊を派遣して押収することを検討していると複数のアメリカメディアが伝えていました。

アクシオスは「理論上では、プーチン氏の提案はアメリカやイスラエルが地上部隊を派遣することなく、イランの高濃縮ウラン廃棄を進める助けになりうる」と解説しています。