(ブルームバーグ):13日の外国為替市場で円は対ドルで年初来安値の159円45銭を超えて下落。イラン戦争を背景とした原油価格の高止まりで円売り・ドル買いが進んでいる。
円は一時159円49銭と2024年7月以来の安値を付けた。原油のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は1バレル=90ドル台後半に上昇している。
軍事衝突を受けてエネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡が事実上封鎖され、中東産原油の供給不安から原油先物相場が急騰。日本は資源輸入国であるため貿易収支の悪化が意識され、円売り材料になっている。一方、産油国である米国では交易条件の改善が期待され、ドル高圧力となる。
政府・日本銀行は円が160円前後まで下落した24年7月中旬に円買い・ドル売り介入を実施しており、市場では当局の対応に注目が集まる。
円が159円台前半まで下落した今年1月23日、日米が協調して円安をけん制するレートチェックを行ったとの観測から、円はわずか3日間で一時7円ほど急反発した。1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨には、ニューヨーク連銀が「米財務省の代理として」レートチェックを実施したとの説明があった。
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