航空機大手の米ボーイングは主力「737 MAX」で見つかった配線の不具合により、一部納入が遅れる見通しだと明らかにした。株価は10日の取引で一時3.5%下落した。

ボーイングは月次の受注・納入報告を開示し、今回明らかになった品質上の不備にもかかわらず、今年およそ500機としている737の納入目標に変わりはないと述べた。

「当社の737プログラムでは、加工過程での誤りで小さな傷が生じた配線を修正するため、一部の機体で手直し作業を行っている」とボーイングの広報担当者は文書で述べた。「納入前に当社の品質基準を満たしていることを確実にするためだ」と説明した。

新たな737 MAX機の生産は従来通りのペースで継続しているとボーイングは述べた。同社はこの問題の影響を受けた機数を明らかにしなかった。

ボーイングは近く、創業以来で最大級の契約を結ぶ見通しだ。トランプ米大統領が今月末に北京を訪問する際に、中国からの737 Max500機の受注を発表すると見込まれている。契約はまだ最終決定ではないという。

原題:Boeing Falls on Fresh Wiring Flaw Found on 737 Max Planes (3)(抜粋)

--取材協力:Siddharth Philip、Julie Johnsson.

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