オーストラリア政府は、先週ゴールドコーストで行われた試合で国歌斉唱を拒否したことで身の安全に懸念があるとして亡命を求めていたイラン女子サッカー選手5人に人道的査証(ビザ)を発給したと発表した。

アルバニージー首相は10日、イラン女子代表チームの他の選手にも同様の支援を提供する用意があるとし、「これは非常に繊細な状況であり、決めるのは彼女たちだ」と指摘。「支援を望むのであれば提供する」と述べた。

トランプ米大統領はこれに先立ち、来年のサッカー女子ワールドカップ(W杯)予選を兼ねたアジア・カップに出場していたイラン女子代表を巡り、開催地のオーストラリアが選手に亡命を認めないのであれば米国が受け入れると表明していた。

イラン女子代表は8日、フィリピンに0-2で敗れ、大会を終えた。戦争が続く中、選手らのイラン帰国に向けた手配が行われているかどうかは不明だ。選手らは紛争が始まるわずか数日前にオーストラリア入りしていた。

報道によると、大会序盤の試合で国歌演奏中に沈黙を保ったことを受け、イラン国営テレビの司会者は選手らを裏切り者と呼んだ。その後の試合では、選手らは国歌を斉唱し敬礼した。

原題:Australia Gives Asylum to Five Iranian Female Soccer Players (1)(抜粋)

--取材協力:Chris Bourke、Aradhana Aravindan.

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