全人代=全国人民代表大会にあわせて中国軍の代表団が会議を開き、軍の高官が習近平国家主席の指揮に断固として従うよう指示しました。軍幹部の失脚が相次ぐ中、改めて習近平国家主席への忠誠を指示した形です。
中国国営の新華社通信によりますと、5日に開かれた会議には、中国軍の最高指導機関である中央軍事委員会の張昇民副主席が出席しました。
その中で張副主席は、中央軍事委員会のトップ・習近平国家主席に権力を集中させる仕組みである「主席責任制」を徹底し、「習主席の指揮に断固従う政治的な基盤を強固にしなければならない」と指示しました。
中国国防省は1月、中央軍事委員会ナンバー2の張又俠副主席ら2人が「重大な規律違反」の疑いで調査を受けていると発表。中国軍の機関紙は「中国共産党の軍に対する絶対的な指導に影響を与えた」と非難し、習主席との間になんらかの軋轢があった可能性を示唆していました。
会議に先立って行われた全人代の開幕式でも、李強首相が中国軍について「主席責任制を全面的に深く貫徹しなければならない」と述べていて、改めて軍の引き締めを図った形です。
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