アメリカ、イスラエルとイランの戦闘が続く中、アメリカのトランプ大統領が基地の使用を拒否したスペインに対して禁輸措置の意向を示したことで、舌戦が繰り広げられています。
アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃から6日目。イランの国営通信は、これまでに1045人が死亡したと報じました。
アメリカ ヘグセス国防長官
「アメリカは圧倒的に勝利を収めている。容赦なく、壊滅的なまでに」
アメリカのヘグセス国防長官は4日、1週間以内にイラン国内の制空権を確保する見通しを示しました。
アメリカ トランプ大統領
「戦況は控えめに言っても極めて順調だ。誰かが『10点満点で何点か?』と尋ねた。私は『15点くらいだ』と答えた」
トランプ大統領も「我々はいま、非常に有利な立場にある」と強調しましたが、アメリカとイスラエルの攻撃を当初から「国際法違反」と批判していたのがスペインのサンチェス首相です。
スペイン政府は2日、アメリカ軍に対して国内の軍事基地の使用を拒否しました。すると、トランプ大統領は…
アメリカ トランプ大統領
「スペインとの全ての貿易を断ち切るつもりだ。スペインと一切関わりを持ちたくない」
強い不満を表明し、スペインに対して禁輸措置に踏み切る意向を表明。これにサンチェス首相も応戦します。
スペイン サンチェス首相
「スペインの立場は、この言葉に要約できる。戦争に『ノー』だ」
イランへの攻撃に反対する立場を改めて示したうえで、圧力には屈しない姿勢を強調しました。
お互い引かない中、4日…
ホワイトハウス レビット報道官
「私の理解では、過去数時間でスペインは米軍との協力に合意した」
ホワイトハウスのレビット報道官が基地の使用について「アメリカ軍がスペイン側と調整している」と説明したのです。こうしたアメリカの発表にスペインの外相はラジオで…
スペイン アルバレス外相
「スペイン政府の立場は全く変わっていない。彼女はホワイトハウスの報道官だが、私はスペイン政府の外相だ」
レビット報道官の主張を全面的に否定し、「ホワイトハウスは嘘をついている」と非難しました。
イランへの攻撃をめぐっては、フランスも国際法違反を指摘するなど足並みがそろわない中、アメリカはさらなる大規模攻撃への準備を進めていると明らかにしています。
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