今回の軍事攻撃の背景には何があったのか…長年にわたるイランの核問題を振り返ります。
イランの核開発「平和利用」主張も・・・制裁強化から解除まで

イランの核開発が表面化したのは2002年。反体制派組織が、イラン国内で秘密裏に建設されていた2つの大規模な原子力施設の存在を暴露したことがきっかけでした。

これにより、IAEA=国際原子力機関へ申告せずウランを濃縮していたことが明らかになります。
イランは一貫して「平和利用が目的だ」と主張しましたが、国連安全保障理事会は2006年に制裁決議を採択。欧米も制裁を強化し、イラン経済は大きな打撃を受けました。

その後、アメリカやイギリス、中国、ロシアなど6か国との間で核合意が成立し、イランがウラン濃縮活動を大幅に制限する代わりに、欧米が制裁を解除することになりました。