トランプ米大統領は27日、キューバを「友好的に支配する」可能性を示唆した。米政権は、深刻なエネルギー危機に直面する同国の窮状を利用し、キューバに対する影響力の拡大を図る構えだ。

トランプ氏はテキサス州に向けて出発する際にホワイトハウスで記者団に対し、「彼らは窮地に陥っている。キューバから追われるなどして米国で暮らしている人たちのために、非常に有益で、非常に前向きなことができるかもしれない」と述べた。「米国には、キューバへの帰国を望んでいる人たちがいる」とも語った。

さらに、「最終的にはキューバを友好的に支配することになるかもしれない」と述べた。

キューバを巡る自身の構想について、トランプ氏がここまで踏み込んだ発言をするのは珍しい。キューバは米国から激しい圧力にさらされている。

トランプ氏は、キューバを「控えめに言っても破綻国家だ」と断じ、ルビオ国務長官が米国の国益を確保するためキューバ政府への影響力行使を図っていると述べた。

トランプ氏は「彼らには資金も石油も、食料もない」と指摘した。

原題:Trump Says He Sees Possible ‘Friendly Takeover of Cuba’(抜粋)

--取材協力:Eric Martin.

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