(ブルームバーグ):米商品先物取引委員会(CFTC)は、予測市場を単独で規制・監督する権限を得ることを目指しているが、州政府から反対が強まっている。
カルシやクリプトドットコムなど予測市場プラットフォームに対し、セリグCFTC委員長が「専属的管轄権」を主張したのに対し、賭博を禁止するユタ州のコックス知事は17日、あらゆる手段を尽くして対抗する姿勢を示した。
CFTCや運営会社が主張する通り、予測市場がデリバティブ(金融派生商品)取引所であり、連邦の規制・監督対象だと考えるべきか、州の規制の下に置かれる賭博プラットフォームと見なすべきか、それが対立の核心部分だ。
昨年12月に委員長に就任したセリグ氏は、11月の承認公聴会でCFTCの規則がギャンブルを禁止するか問われた際、予測市場を「複雑な問題」と呼び、さまざまな事象への賭けを可能にする「イベントコントラクト」について、「ギャンブルに該当するかどうかは、裁判所の判断に委ねられる問題だ」と発言した。
しかしCFTCトップに就任して以降は、業界を容認する構えを見せてきた。元ニュージャージー州知事のクリス・クリスティー氏が今月、イベントコントラクトは州法に違反するとの認識を示した際、セリグ氏は「全く同意しない」とX(旧ツイッター)への投稿で反論した。
セリグ氏は先月、CFTCが数十億ドル規模に急成長する予測市場を対象とする新たな規則を策定する方針を明らかにした。
原題:CFTC Faces More Pushback From States Over Prediction Markets (1)(抜粋)
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