米商品先物取引委員会(CFTC)のセリグ委員長は4日、予測市場でのスポーツや政治関連の賭けを禁止する提案を同委が撤回したと発表した。バイデン前政権時代の同提案は、2024年大統領選を前にした行き過ぎた介入だったと指摘した。

24年の米選挙結果に賭ける商品の提供を阻止しようとした同委の試みが連邦判事によって退けられて以来、予測市場の取引は急増している。将来のさまざまなイベント結果への賭けを可能にする同市場の規模は数十億ドルに膨らんでおり、セリグ委員長は先週、新たな規制を策定すると表明していた。

一部の州の規制当局や先住民グループは、連邦政府の規制下に置かれる賭けプラットフォームに反対している。こうした賭けの多くはスポーツを対象とする賭博に該当し、管轄権はCFTCではなく自らに属すると主張している。これに対しセリグ委員長は、商品デリバティブに対する同委の「排他的管轄権」を堅持する意向を表明している。

CFTCは昨年、進行中の訴訟を理由にスポーツ関連イベントへの賭けの提供を控えるよう企業に注意喚起していたが、セリグ委員長は4日、事務方がこの勧告を撤回したことも明らかにした。

原題:CFTC Withdraws Proposal Banning Prediction Market Sports Betting(抜粋)

--取材協力:Lydia Beyoud.

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