米ボーイングは、防衛部門のサプライチェーン関連職に就く約300人を削減する。今週中に対象となる従業員に通知する。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

削減は全米各地の複数拠点にわたって実施されるという。非公開情報だとして関係者が匿名を条件に語った。直近ではアマゾン・ドット・コムやユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)なども人員削減を発表している。

ボーイングは人員削減に関する問い合わせに対し、電子メールで「当社は顧客および地域社会への責任に沿って、定期的に人員体制を評価し調整している」とコメントした。

一方で、同社は現在も1300件超の採用枠を維持しており、影響を受けた防衛部門の従業員を対象に他部署への配置転換を支援していると、関係者は述べた。

連邦当局への提出書類によると、2025年末時点でのボーイングの従業員数は18万2000人で、前年比約1万人増加。同社は、買収したスピリット・エアロシステムズ・ホールディングスの統合を進めるとともに、民間航空機の生産増強や、米国防総省向けのステルス戦闘機「F-47」の開発開始に伴い、採用を拡大していた。

原題:Boeing to Cut Around 300 Defense Supply Chain Jobs (1)(抜粋)

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