(ブルームバーグ):ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアによる全面的侵攻の終結に向け、和平案の条件を詰める交渉で進展があったとしながらも、当事国全ての歩み寄りがなお必要だと語った。
ウクライナとロシア、米国の高官協議が24日までの2日間、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビで開催された。米当局者は、ウクライナとロシアの代表が仲介者を通さず直接対面した点に特に言及し、アブダビでの話し合いを建設的と評価した。次回の協議は2月1日に行われる予定だ。
ゼレンスキー大統領はリトアニアの首都ビリニュスで記者会見し、ロシア側が和平合意の一環として、2014年以降の戦闘で占領したことのない地域を含め、ウクライナ東部でさらに領土獲得を目指していると指摘した。
「解決の難しい多くの問題があったが、その数が今は減った。一体性が尊重されなければならないというのが、領土に関するわれわれの立場だ。われわれは自国の領土のために戦っている」と大統領は述べた。
ゼレンスキー氏は、停戦後の「安全の保証」について、ウクライナと米国との間で基本合意が成立したと繰り返す一方、米国が仲介役として妥協点を見いだそうと努力しており、3カ国協議の枠組みの下で「その妥協点を見いだすための第一歩」が示されたとの認識を示した。
原題:Zelenskiy Looks for Compromises All Around to Reach Peace Deal(抜粋)
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