ソニーグループは21日、コンシューマー向けの最新型イヤホンを発表した。耳をふさがないクリップ式のデザインを採用した。

発表によると、「LinkBuds Clip」は耳穴の外側に装着するオープン型イヤホンだ。従来のイヤホンより周囲の状況を把握しやすいという。価格は230ドル(約3万6400円)で、即日販売を開始した。

ボーズ、レノボグループ傘下のモトローラ、華為技術(ファーウェイ)も、クリップ式のイヤホンを発売している。各ブランドは、オープンイヤー型なら中音量で音楽を再生していても、周囲との会話や環境音が聞き取りやすいと主張している。利用者からは、一日中装着しても快適との声も挙がる。

ソニーは過去にもオープンイヤー型イヤホンを発売しているが、クリップ式は初の試みだ。

ただ、このデザインには難点もある。通常、低音域が豊かさに欠けるうえ、アクティブノイズキャンセリング機能を備えていないことが多い。近くにいる人に、再生中の音楽が聞こえてしまうこともある。LinkBuds Clipは独自の「音漏れ低減モード」が搭載されており、イヤホンの音が周囲に聞こえにくくなるという。

ソニーによると、LinkBuds Clipは1回の充電で最大9時間、付属の充電ケースを含めると最大37時間の再生が可能だ。また、3分間で1時間分のバッテリーを充電できる。

原題:Sony Unveils $230 Clip-On Earbuds, Joining a Growing Wave (1)(抜粋)

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