国賓として中国を訪問中の韓国の李在明大統領が中国の習近平国家主席と会談しました。「限韓令」で冷え込んだ文化交流の正常化に向け、一歩踏み出す形となりました。

首脳会談は5日夕方、北京の人民大会堂で行われ、予定を大幅に上回る90分間に及びました。

会談の冒頭、李在明大統領は「今回の会談は両国関係が全面的に回復する決定的な契機になるだろう」と強い期待感を示しました。

両国の関係は韓国が2016年に在韓米軍基地にミサイル迎撃システムTHAADの配備を決めて以降悪化し、中国ではK-POPやドラマなどの「文化コンテンツ」の上映が事実上禁止となっていました。

両首脳は、これらの交流を段階的に拡大させる方向で実務協議を進展させていくことで合意しました。

また、懸案となっている北朝鮮問題については、朝鮮半島の平和が両国の共通利益であるとの認識で一致。李在明大統領は中国側に対し、北朝鮮への「建設的な役割」を果たすよう求め、中国側も「役割を果たす意志」を示したということです。