米プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社ベイン・キャピタルが、保有する田辺ファーマの海外資産の売却を検討していることが分かった。関係者への取材で明らかになった。

関係者によると、売却プロセスは2026年にも始まる可能性があり、財務アドバイザーと協議中。資産価値は約4億-5億ドル(約620億-780億円)とみられる。売却検討は初期段階にあり、ほかの投資会社や事業会社が買収に関心を示す可能性もあるという。

ベインのコメントは得られていない。

ベインは7月に三菱ケミカルグループから田辺ファーマ(当時は田辺三菱製薬)を5100億円で買収していた。

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