ロシア軍のゲラシモフ参謀総長は、プーチン大統領にウクライナ北東部ハルキウ州の要衝を制圧したと報告しました。

ロシア大統領府は20日、プーチン大統領がロシア軍の司令部を訪れ、軍幹部と面会したと発表しました。

ゲラシモフ参謀総長はプーチン氏に対し、ロシア軍がウクライナ北東部ハルキウ州の要衝クピャンシクを制圧したと報告。

さらにゲラシモフ参謀総長は、激戦が続くウクライナ東部ドネツク州の要衝ポクロウシクの75%、ハルキウ州ボウチャンシクの80%以上を制圧したとして、「ほぼ全方面で前進している」と主張したということです。

一方、ウクライナメディアによりますと、ウクライナ軍参謀本部は「クピャンシクでは戦闘が続いている」と主張。ロシア側の「制圧」を否定しています。