(ブルームバーグ):米消費者の1年先インフレ期待は10月に3.24%と、前月の3.38%から低下した。ニューヨーク連銀の調査で明らかになった。低下は6月以来。
調査によると、今後12カ月以内に失業するとの予想は0.9ポイント低下の14.0%。家計状況が1年前と比べて悪化したと答える世帯の割合が増加しており、家計の現状認識は悪化している。
今後1年間の物価見通しでは、ガソリン価格が3.55%上昇、食料品価格が5.74%上昇、医療費が9.45%上昇、大学教育費が8.23%上昇、家賃が7.18%上昇と予想されている。
さらに、今後3カ月間に最低限の債務返済ができないと見込む消費者の割合は13.1%と、前月の12.6%から上昇した。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:NY Fed: Short-Term Inflation Expectations Decline in Oct.(抜粋)
(第2段落以降に詳細を追加して更新します)
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