チャットGPTを手掛けるアメリカのオープンAIが、人工知能=AIを組み込んだ新たなウェブブラウザを発表しました。

オープンAIが21日に発表した新たなウェブブラウザ「チャットGPT アトラス」では、閲覧しているウェブサイトの内容についてAIに質問することなどが可能です。

閲覧履歴を記憶することで、過去に検索したウェブサイトを瞬時に呼び出すことができるほか、有料会員であれば、欲しいものを打ち込むだけで商品を買い物かごに入れてくれるAIエージェント機能を使用できます。

「アトラス」は現在のところ、マックOSのみで利用可能で、今後、ウィンドウズやスマートフォンでも提供していきたいとしています。

ウェブ解析会社によりますと、ウェブブラウザでは現在、グーグルのクロームが全世界のおよそ7割のシェアを占めていますが、オープンAIの発表直後、グーグルの親会社であるアルファベットの株価は前日の終値から4%以上下落していて、今後、競争が激しくなりそうです。