アメリカのトランプ大統領は、パレスチナ自治区ガザの和平計画を仲介したエジプトなど3か国の首脳とともに和平の維持と中東地域の安定を進めるための共同宣言に署名しました。
イスラエルとイスラム組織ハマスが「第1段階」で合意した和平計画。その仲介役であるエジプト、カタール、トルコの首脳とともにトランプ大統領は13日、和平合意を維持するための共同宣言文書に署名しました。
この共同宣言は20か国以上の首脳らが集まった国際会議で署名され、「ガザでの戦闘を終結させ、中東に恒久的な平和をもたらすための努力を支持し、全面的に支援する」と表明。
そのうえで、和平合意の不完全な履行は受け入れられないと指摘しています。
ただ、ガザ和平計画への支持を強く打ち出す一方で、ハマスの武装解除など今後の和平の維持や中東地域の安定を図るための具体的な仕組みについては言及されませんでした。

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